東北MTBフェスティバル2012ですよっ!!

mituzoでございます。

予定どおり、行って参りましたっ!!　東北MTBフェスティバル。

「いやぁ、まぁ～、とにかく過酷でした。」

感想を一言でいうと、そんな感じなんですが…、
一段落したので、過酷なレースを振り返って参りましょう。　

今回のレースの舞台は「七ヶ宿スキー場」。　当然ながら、冬季はスキーやスノボでシュプールを描く場所なワケでして…。

覚悟はしていましたが、見るからに相当な登り勾配と、デコボコな路面状況の中でのダウンヒル。
MTBに乗ってるとは言え、オフロードなんてほぼ初心者なのでね。MTBerには、至極当たり前のそんな状況に戸惑いつつも、試走開始。

現れたのは、いきなりの登坂区間、おまけに砂利やら草やらのデコボコ道。
冬は雪が積もってるんで、多少のデコボコは関係ないんでしょうね。たぶん。

体感的に10％以上の勾配なのは、わかります。でもってふと心拍計を見ると「180bpm」。
大してアップもしていないのに、これですか…。本ちゃんが思いやられます。

そして、途中の細い小道。

いやぁ、OCさんfreeさん達はココを3時間走ったんですかぃ!!　そしてジープロード手前で軽く転倒。
ビビリ過ぎでスピード出てませんのでね。案外大丈夫な感じ。

したっけ、第2登坂区間。　しかも長い長い。

そんな心臓破りの坂が終われば、またもや細い小道を下ります。　が…、

その道がまぁ、細い細い。
これが普通なんでしょうかね。

足場が悪い上に、サドルをだいぶ上げてるもんだから、バランス崩すと即転倒。

「こりゃ、自転車降りた方が早いかな。」

1週目は前後に試走している人がいなかったんですが、2週目の試走ではエキスパートクラスと思われる方の走りをちょうど見る事ができまして…、

その細いテクニカル区間を、テールスライドさせてガンガン下って行くわけですよ!!

いやぁ、何が違うって、技術や自転車はおろか、度胸が違うし、集中力が違う。
完全に戦意喪失、アウェイ感バリバリな感じで試走を終えます。

そうこうしているうちに、ビギナー、レディースのレースが終わり、とうとうmituzoがエントリーした「クロスカントリー男子A」の出走でございます。
「クロスカントリー男子B」と同時にスタート。エキスパートクラスと同じコース2周で争われます。

エントリーした順ということで、mituzoのスターティンググリッドは最前列。
いやぁ一番後ろで、良いんですが…。

でもって、レース前には竹谷賢二氏から、スターティンググリッドに並んだ選手達へのワンポイントアドバイスがありまして。

「途中のジープロードが長いので、最後までタレないように。あと、テクニカル区間は十分注意して下りるように。」

そんな話だったと思います。ありがたや、ありがたや。

そしてレーススタート。

もう、後方にまわりたくて仕方ありませんのでね。20人くらいに抜いてもらって、いきなりのブービー賞。そこから、完走を目指します。

そして、試走では味わう事のなかった土埃。
登坂区間でゼイゼイしてるところに、結構効きます。大勢で走ると当然なのですが、普段はアスファルト上でしか走ってませんのでね。新鮮と言えば新鮮だけど、苦しい。

第1登坂区間では男子スポーツBと思われる人を数名抜いて、第1テクニカル区間。
相当ゆっくりですが、転倒なくきています。

第2登坂区間でも数名抜いた後、第2テクニカル区間でちょうど同じ速度域の人を発見。ラインを参考にしつつ、付いて行く事に。

百聞は一見に如かず。　同じようにラインをトレースしたっけ、一度も足付かずに下りれました。

あとはデコボコ道区間を結構なスピードで下ります。

2002年製のフルリジッドMTBの振動は相当なもので、しかもサドルから腰を浮かせた中腰姿勢がふくらはぎに堪えること堪えること。

いやぁ、久しぶりに「ドM」なレースですゎ。

2周回目はほぼひとり旅状態で周回して、何とか怪我なくゴール。

結果は「スポーツ男子A」9人中8位。

あと2年経てば、「スポーツ男子B」かぁ～。

そしたら、もうちっと上位を狙えるかな。　と、その前に、出ないかな。

 by mituzo