一言コメント

「i」と「クルマ」と「ママチャリ」と

2012年10月22日月曜日

ママチャリレース本来の姿って

mituzoでございます。

AssOさんからのコメントを受けて、FSW(富士スピードウェイ)参戦をシミュレーションしてみましたら…、 結局いつもの「mituzoの戯言」になってしまったワケでして…、


ママチャリレースの良さ。
それは、「レースに対する垣根の低さ」、これに尽きると思います。

普段ママチャリに乗っている人であれば、追加レース機材は「ヘルメット」くらいですし、日頃のトレーニングだって必須ではありません。
レーシングカーやオートバイのレースに無縁の人だって、参加登録してお金を払えば、本物のサーキットを走行できるわけです。

とは言え、レースには順位がつきますのでね。より上位を目指そうと考えれば、日頃のトレーニングやら、サドルの高さ調整やら、レース戦略などが必要になってきます。

で、ここからがいつもの戯言ですが…、

ママチャリレースの場合、垣根の低さゆえに、「レジャーの一環」という捉え方があります。
その一方で、「スポーツの一環」という捉え方があります。

大きく分けて2種類の捉え方をしたチームが混在し、同じ場所でレースをしている。
これがNHCTがこれまでに参戦してきたママチャリレースの現状です。

レジャーの一環と捉えた場合、BBQをしたり、仲間達と他愛のない話で盛り上がったりしながら、自分の出番が来たら完走に向かって汗を流す。そんな風でしょうか。

スポーツの一環と捉えた場合、ラップタイムを一秒でも縮めたり、日頃のトレーニングの成果を確かめつつ自分の限界を探ったり、スムーズな交代や出走順などの策を練りつつチームのために汗を流し、お互いを称え合う喜び。などなど。

もちろん、どちらも正解だと思います。

我がNHCTは、間違いなく「スポーツ」寄りではありますが、「スポーツの一環」と捉えた場合も、ママチャリレース本来の楽しさである「レースに対する垣根の低さ」は持ち続けていたい、とmituzoは考えます。

順位、速度を求めると、サドル位置は高くなり、カゴ持ちエアロポジションやドラフティングなど、レース機材がママチャリってだけで、やってることは「サイクルロードレース」という状況が発生します。

そんな状況を「レジャーの一環」と考える人たち目線から見た場合、ある種、異様な光景なのかも知れません。

そうなった場合、ママチャリレース本来の目的に振り返ると、「スポーツ寄り」側が規制の対象になるのは当然のことでしょう。

FSW戦は参加チーム数1300という、規模では間違いなく日本一の「ママチャリ」レースだと思います。
ただ、あのレギュレーションの厳しさに至った経過を推測すると、スポーツ指向の行き着くところなのかな、と考えてしまったワケです。

長くなりそうなので…、

つづく。

by mituzo

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