一言コメント

「i」と「クルマ」と「ママチャリ」と

2022年5月23日月曜日

看護学生の大量退学に関する戯言2

 mituzoでございます。


「では、その人達だけにしか感じられない関係性とは?」

からでしたね。

あくまでもmituzo個人の見解ですが、一言で申しますと「愛情」があるかないか。この一点に尽きると思います。

「そこに『愛』はあるんか?」 そんなCMもありますが、まさにそれ。

「師」が愛情をもって「弟」に接し、「弟」が愛情として受け止めていれば、厳しい指導にも耐えられるでしょうし、第三者が見て「理不尽」と感じる指導も成立するんだと思います。

その一方、時として「理不尽」と思われる指導を、せざるを得ない場面も存在します。

例えば、消防士さん。一人前の消防士になるため、全寮制の消防学校へ通うことになるわけですが…、

消防学生さん達はマイクロバスで消防学校へ到着するやいなや、「早く降りろ‼」と声を荒ぶらせた指導にあたる先輩達がお出迎え。突然の事態に状況を把握する間もなくマイクロバスから引きずり降ろされます。

その後、市民たちの尊い命を救助するための知識や技術や態度を学ぶわけですが、前述の導入ですからね。その指導内容や厳しさもご想像に難くないでしょう。

たぶんその指導には、様々な修羅場を体験した先輩達の知識や経験がフィードバックされ、自分たちの命を守るためにもついつい厳しくなってしまう面もあるでしょう。そこは「愛情」とも捉えられるのですが、こと導入部分については、指導にあたる先輩達も思うところ(=罪悪感)があるようですね。

私mituzoも勤続20年を迎え、自分自身も指導者側にまわりますし、別職種の指導者立場の方々とも接点がございまして。指導者側の悲哀も十分理解できます。だから、一言バッサリ「パワハラ? そんなのダメに決まってるじゃん」とならず、今ココ。

着地点を見いだせないまま、つづく。

by mituzo

0 件のコメント:

コメントを投稿